あけましておめでとうございます。なんとか、自宅で100歳を迎えさせてあげたい。それが今年の目標です。
さて、先日、母を久しぶりに車で出連れ出し、出先で時間に余裕があったので、一緒に「ゴジラマイナス1.0」を見ました。知人が面白いと言っていたので、正月休みに映画館に移行くつおりでしたが、見逃していたのと、ゴジラなら昔。母も一緒にみていたので、懐かしいんじゃないかと思った次第です。
ゴジラシリーズは、最後のほうは宇宙怪獣VS地球怪獣になっていて、地球を守る正義の味方、優しいお母さん怪獣(ミニラっていましたよね)というイメージでしたが、今回の映画のゴジラは怖くて、怖くて、、、。
♪たらら、たらら、たらららららら、、、
低音で響くあのゴジラのテーマも、鳴き声も、迫力満点で、絶対に映画館でみたい映画ですね。
キャストも手堅くて、安心してストーリーにはまることができました。特に、山田裕貴さんが骨っぽい感じが最近お気に入りの廃油うさんですが、「小僧」役がはまっていて、堪能いたしました。
ストーリーも戦後で、昔懐かしい銀座や有楽町の町並み(ゴジラに破壊されてしまいますが)がでてくるので、大正13年生まれの母もそれなりに楽しめたのではないかと思ったのですが、
「全然、音が聞こえくて、画面みていただけだった」
あの、ぎゃお〜〜んという雄叫びも、ですか。あんなにズーンと響く大音量だったのに!! 「本当に久しぶりに映画館で楽しかった」といってくれたのが救いです。
ということは、普段、ガンガンのボリュームでみているテレビも全然聞こえていないといいことですね。会話はそこそこ通じるので、そんなに悪いとは思ってもいませんでした。会話の時は、こっちの表情とか、置かれている状況とか、脳みそフル回転で、対応しているのでしょうね。
ちょっとでも音のある世界にいてほしいのですが、1つ35万円もした最新デジタル補聴器は行方不明中。小さいので捜索は困難を極めております。でっかくて良いので、高性能かつ、居場所を教えてくれる補聴器をどなたか開発してくください。
家にいると、人の声も聞こえない、雨風の音も聞こえないから天気もわからないとよく言っていて、家が高気密だから仕方ないと聞き流していましたが、聞こえてなかったんですね。母は一人の時、どういう世界にいるのでしょう。