母のようすを知るために、見守り支援システム「いまいるも」アプリは、毎日、チェックしています。以前も説明しましたが、モーションセンサーが、動きを感じすると緑色のラインで記録を残しておいてくれるもので、リモート介護の必需品です。
一昨日のこと、これまで見たことのない記録が残っていました。ひと晩中、リビングでごそごそと動いている感じの記録です。いつもは、夜中の1時頃には寝室にいってしまって、リビングのセンサーには反応がなくなるので、異常事態です。
寝てないの? 何で? ひと晩中探しものしてたのかな? 通帳は預かってるって知ってるはずだけど???
膨らむ一方の妄想を抱えて、仕事帰りに実家に駆けつけると、本人は椅子でうたた寝。起こして、話を聞くと、ひと晩中、うたた寝したままひとリビングにいたそうです。
「こんな時間によくきたわね。電車動いてないでしょ」と母。
夕方の5時を、朝の5時と思っちゃっていたみたいでした。起きているときも、夢うつつで、時間がわからくなるとかなりやばい、と焦りました。最近は、私が実家にいるときもすきあらば「うたた寝」みたいな感じで、生命のバッテリーの消耗時間が短くなっているような気がしています。
食欲がないと言い張っていましたが、ちょっとご飯を食べてもらって寝かせて帰ったら、次の朝、9時頃に起きスマホをみると、「いまいるも」から「昨晩19時29分から不在の可能性があります」とメールがきているじゃありませんか。
もしかして、なんかあったと、慌ててアプリにログインすると、8時半頃に起きてきた記録が残っています。今日は金曜日なので、直後にお迎えがきて、午前のリハビリデイに行ったようすです。
お昼には帰ってきて、1時から5時はモーションセンサーが感知しまくりで、隙間のないベタベタな記録が残っています。お友達が来て麻雀やってるときのやつです。ですので、今日は、実家にはいかなくてもいい日としました。おかげで、こうしてブログも更新できます。
いちいち電話をかけたり、見に行ったりするより、ずっと簡単で確実な「飛び道具」のありがたみを改めて感じました。