アホバカ不動産と「和解」しました。悪徳ビジネスは今日も野放し①

オレオレ詐欺とかわかりやすい詐欺ばかりではなく、一人暮らしの高齢者のまわりには危険が一杯です。外構だの、屋根の報酬などの工事を高値でふっかけてくるやつです。どう考えたって高すぎると思っても、払ってしまえば手遅れで、取り戻すのは至難の業です。我が家の場合は、不動産。一瞬の出来事でした。

 相手の会社をここでは、アホバカ不動産とします。営業マンの飛び込み営業で、簡単に言うと、420万円の価値しかない投資用マンションを1000万円で買わされてしまったというは話です。私が、実家に行ったときにアホバカ不動産営業マン2名と鉢合わせして、発覚。その時点ではクーリング・オフができなかったので、訴えました。事件が起きたのは、2年前で、裁判を起こして1年ちょっとで和解、この年度末でやり取り終了にいたり、ほっとしているところです。

 母に話を聞くと、営業マンのうち一人が、いい人で子どもも小さくて大変そうだから信用して、相続対策にもなるならとお金を預けてもよいと思ってしまったそうです。後でわかったのですが、母がお金を払ってしまっていて、アホバカ不動産が安い物件を買って、1000万円ので売りつけていました。仲介ではなく、不動産やが転売して多額な利益を出すことは「サヤ抜き」といって違法とする判決もあります。私に言わせると詐欺は詐欺ですが、手続き上はすべての書類が揃っていてビジネスとしては成立しているわけです。母が耄碌して投資用マンションのリスクを理解できなかった、そもそも不法行為であり契約無効でで訴えていました。

 最終的に裁判所がわかってくれて、1000万円引く420万円の580万円からもろもろ経費を引いた分を返してはという和解案を出してくれましたが、弁護士同士の交渉で、930万円でアホバカ不動産が買い戻すということで決着しました。

 これは相当マシなほうということで、相手の会社が倒産したら元も子もないので早く決着したほうがよいと弁護士に勧められ、受け入れました。50万円分ぐらいは家賃収入で補填できるのですが、弁護士費用150万円は自己負担。知人が、儲かるのは弁護士だけと言っていましたがホントそのとおりです。

 不法行為で訴えているのに、先方はお咎めなしなのも釈然としない点です。「刑事で訴えられませんか」と聞いたら無理ですと、言われました。つまり、悪徳不動産やは野放しです。アホバカ不動産はこれからも誰かを騙し続けるのでしょう。くれぐれもご注意ください。

 相手方の実名を公表してしまいたいところですが、訴えられることもあるそうで、知りたい方は、個人的にご連絡ください。

 

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