母100歳になりました

 いろいろバタバタとしており、大分ご無沙汰してしまいました。この間、大正13年生まれの母は無事満100歳となりました。写真は、東京の母方の親族とのお祝いパーティの時のものです。父方の親族も遠くからみなさんで、実家に訪ねてきてくれました。総理大臣からは銀杯、都知事からは江戸切子のグラス(富士山が刻まれている。お祝い品の中から選べる)、市長からはお祝い金をいただきました。100歳って結構おおごと、なんですね。

 写真を見せると、「かくしゃくとしていますね」「お元気ですね」と言われます。この日は頑張っていたから余計、そう見えるのでしょうが、少しずつ少しずつ衰えはすすんでいます。
 分かりやすい例でいうとゴミ出し。以前は、前の晩にまとめておいて玄関においておくと、起きた時に外に自分出だしていましたが、夜までそのままになっていることが多くなり、今では、母に捨ててもらうのは諦めて、ビンもカンもプラスチックごみも、生ゴミを新聞紙も私の自宅まで持って帰り、捨てています。チャリンコで通える距離だから仕方ないかって思えるけれど、そうでなかったら頭を抱えると思います。
 
 一心不乱に前を向いて歩いているけれど、ポケットに穴があいていて、大事なものをこぼしながら歩いているのに気がつかない。母の老化はそんな感じで、なくしたことに気づかない、気づいても困らないように支えるのが、ウチの介護です。ずぼらな娘はできるだけ手抜きしたいと考えていて、できるだけ自分でできるようあれこれ策をめぐらしてます。案外、それがいいのかもしれません。

母の通っているデイサービスの方から100歳でも一人暮らしできることを知ってほしい、発信してほしいと、言われたのでもう少しこのブログを続けてみることといたしました。


歩ける距離も短くなってきましたが、2025年春の桜も堪能できました
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